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大阪の空につかの間の逆さ虹 環天頂アークが現れる

2022/11/19 15:18 ウェザーニュース

今日19日(土)の午後、大阪市吹田市の上空に環天頂アークが現れました。上空に広がる薄雲が作り出す光学現象のひとつです。

近畿では一時的に雲が少なくなる

大阪周辺は昼前から雲が厚みを増して、太陽が隠されるくらいとなりました。その雲が一旦抜けて空の高い所の薄雲だけとなり、吹田市では環天頂アークが現れました。

環天頂アークは、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。

大阪など近畿地方は日差しが戻っている所があるものの、この後は再び雲が厚みを増して、天気は下り坂に向かいます。明日20日(日)は一時的に雨の降る所がある見込みです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
minorin_heartさん