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東京の木枯らし1号の可能性は? 急な風の強まりに注目

2022/11/15 17:29 ウェザーニュース

明日16日(水)は弱い冬型の気圧配置になり、関東では北寄りの風が吹く見込みです。

気圧の傾きは比較的緩やかで東京で木枯らし1号の吹く可能性は低めですが、大気の状態が不安定で急な風の強まりがあるかもしれません。

急な風の強まりに注目

近畿では冬型の気圧配置になった13日(日)に木枯らし1号が吹いたとの発表がありました。東京でも14日(月)に北北西の風7.0m/sを観測しましたが、基準(8m/s)には少し足りませんでした。

明日は低気圧が東海上に進み、再び西高東低の冬型気圧配置になる見込みです。

東京でも北風が吹きますが、冬型は弱く風速は5m/s前後の予想です。

今のところ木枯らし1号の可能性は低いとみられますが、朝から日中はやや風が強まる見込みです。大気の状態が不安定で、特に昼前は急に強まる可能性もあるため風速の変化に注目です。

もし木枯らし1号にならなくても、朝晩は風が冷たいので服装選びにお気をつけください。
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東京地方の「木枯らし1号」の発表基準

なお、東京地方における「木枯らし1号」は、以下の4点を目安に気象庁が総合的に判断をして発表を行います。

1:期間は10月半ば~11月末までの間
2:気圧配置が西高東低の冬型となって季節風が吹くこと
3:東京における風向が西北西から北
4:東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上

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