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気象庁1か月予報 11月終盤から一気に季節が前進

2022/11/10 18:04 ウェザーニュース

今日10日(木)、気象庁は11月12日から12月11日までの1か月予報を発表しました。今後2週間ほどは気温が平年より高くなる見込みです。11月終わり頃からは西日本を中心に寒気が南下しやすく、一気に季節は前進するとみられます。

冬支度はしっかりと

この先1か月の気温
これから2週間ほどは寒気の南下が弱く、日本列島は暖かな空気に覆われる日が多い見込みです。全国的に気温が高くなりやすく、1か月の平均気温は前半の高温傾向を反映して、北海道から沖縄まで平年よりも高い予想となっています。

ただ、11月終わり頃からは上空を吹く強い西寄りの風、偏西風が南に蛇行して、西日本を中心に寒気が流れ込みやすくなる見通しです。後半は西日本で平年並みか平年よりも低くなり、東日本と北日本も平年並みに戻るとみられます。

12月上旬にかけて季節が一気に進みますので、冬支度が遅れないようにしてください。
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低気圧が通過しやすい北海道で降水量が多い予想

この先1か月の降水量
この先は北日本を低気圧が通過しやすく、寒気の影響も受ける見込みです。降水量は北海道で平年並みか平年より多い予想となっています。一方で、沖縄は湿った空気の影響を受けにくく、降水量は平年並みか平年より少なくなる見込みです。

西日本や東日本は平年並みの降水量が予想されます。太平洋側は冬が近づき、平年の降水量が少ない時期です。雨が少ないと空気が乾燥しやすくなりますので、火の取り扱いやノド、肌のケアなどに注意が必要です。
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