11月は低気圧や前線が北日本を通過することが多く、関東はあまり大きな天気の崩れになっていません。最も広範囲で雨が降ったのは4日(金)も、東京都心の雨量は0.5mmに達しませんでした。

11月1日(火)～9日(水)10時までの雨量は、東京都心や横浜市で0.0mm、千葉市は降水そのものが観測されていません。明日10日(木)にかけても雨の降る可能性は低く、11月上旬の雨量が0.0mmとなるのはほぼ確実です。11月上旬の雨量が0.0mmになれば、東京都心で16年ぶり、千葉市では24年ぶりになります。

これだけ雨が降らないと空気の乾燥が気になります。10時30分までの最小湿度は東京都心で41%、横浜市で43%、千葉市で39%まで下がっていて、千葉県には乾燥注意報が発表中です。

次に大きく天気が崩れるのは日本列島を低気圧や前線が通過する13日(日)頃とみられ、関東の広い範囲で雨が予想されています。東京都心で0.5mm以上の雨が観測されれば10月26日以来です。

日曜日の雨は少し残念かもしれませんが、空気の潤いを取り戻す意味では恵みの雨とも言えます。来週以降は天気が周期的に変化して、雨の日が増えるとみられます。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
たーちゃん＠東京さん