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週刊地震情報 2022.11.6 千葉県で地震連発 M4.9で広範囲に震度3の揺れ

2022/11/06 10:40 ウェザーニュース

この1週間で国内で観測された有感地震の回数は前週に比べると若干、少なくなっています。

関東の陸域の地震がやや目立ち、西日本の陸域でも有感地震が散発的に起きています。震度3以上の地震は4回発生しました。(10月31日~11月6日10時の集計)

国内:千葉県北西部で短時間に3回の有感地震

千葉県北西部の地震
3日(火)19時04分頃、千葉県北西部を震源とするマグニチュード4.9、深さ68kmと推定される地震が発生しました。この地震で千葉県千葉市、習志野市、船橋市、東京都千代田区、新宿区、練馬区、神奈川県横浜市、川崎市、埼玉県さいたま市、川口市など関東南部を中心をする広範囲で最大震度3を観測しました。

千葉県北西部を震源とする最大震度3以上の地震は今年の4月4日以来です。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。

また、この地震のわずか2分ほど前の19時02分にも同じ震源でマグニチュード4.0の地震が起きました。当初はこちらの地震でも最大震度3と発表されていましたが、解析の結果、神奈川県横浜市で震度2を観測したのが最大で、震度3を観測したのは19時04分の地震によるものとなっています。

さらに20時17分頃にもほぼ同じ震源でマグニチュード4.5の地震が発生しました。3回の地震は震源の深さやメカニズムが似通っていることから、一連の活動とみられます。

世界:北アメリカのはるか沖の太平洋でM6.0

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きな地震はアメリカ・カリフォルニア湾とサウスサンドウィッチ諸島近海で発生したマグチュード6.1です。

日本時間の2日(水)午後、北アメリカ沖の太平洋を震源とするマグニチュード6.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。

北アメリカ大陸の西海岸は太平洋プレートと北アメリカプレートの境界に辺り、よく知られるサンアンドレアス断層周辺などで地震が多く発生します。

今回の地震は陸地から1000km以上離れた沖合で、太平洋プレート上で起きたものです。こうした沖合で発生する地震は少なく、周辺での地震の記録はあまり残っていません。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。