11月3日(木)・文化の日に北日本を低気圧や前線が通過する予想となっています。この後ろには強い寒気が控えていて、4日(金)以降、北日本の上空に流れ込む見込みです。

平地で雪の降る目安となる上空1500mで－6℃の寒気が4日(金)の朝の時点で北海道の道北や道央まで南下し、夜には北海道の大部分を覆ってきます。

旭川市など内陸部では雪になる可能性が高く、札幌市などで雨が雪に変わってもおかしくありません。旭川市の初雪は10月19日が平年ですので、少し遅いくらいです。

雪の降りやすい状況は5日(土)から6日(日)にかけて続く見込みで、内陸部では初雪がいきなり積もる所もあります。車で移動を予定されている場合は、冬用タイヤの準備を確実に済ませるようにしてください。

札幌市や小樽市など海に近い地域は雪に変わっても積もるほどにはならない見込みです。札幌市の積雪初日の平年は11月12日で、昨シーズンは11月27日でした。

11月の気温は平年並みと見込まれていますので、平野部まで本格的に雪が積もるようになるのは少し先になるとみられます。
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