進路の予測幅が大きい 影響が変わる可能性
台風22号は週末にかけては西寄りに進む予想となっています。海面水温の高い領域を進み、上空と海面付近の風速差も少ないことからやや発達する予想です。
ただ、週末以降の進路についてはまだ予測の幅が大きい状況です。世界各国の気象機関によるシミュレーションの予測を見ると、そのまま南シナ海を西進するものや、フィリピンを通過して南シナ海に入ってから北寄りに進路を変えるもの、フィリピンの手前で進路を北寄りに変えるものなどがあります。
フィリピンの手前で転向して北上する場合は、来週に沖縄方面や小笠原諸島、伊豆諸島などに近づく可能性もあります。フィリピンを通過して南シナ海に入ってから北寄りに進路を変えた場合でも、暖かく湿った空気を沖縄方面に送り込んで、周辺の雨雲を発達させることも考えられる状況です。
台風の今後の進路や発達具合によって、日本列島への影響が大きく変わってくるため、最新の情報をこまめにご確認ください。
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ただ、週末以降の進路についてはまだ予測の幅が大きい状況です。世界各国の気象機関によるシミュレーションの予測を見ると、そのまま南シナ海を西進するものや、フィリピンを通過して南シナ海に入ってから北寄りに進路を変えるもの、フィリピンの手前で進路を北寄りに変えるものなどがあります。
フィリピンの手前で転向して北上する場合は、来週に沖縄方面や小笠原諸島、伊豆諸島などに近づく可能性もあります。フィリピンを通過して南シナ海に入ってから北寄りに進路を変えた場合でも、暖かく湿った空気を沖縄方面に送り込んで、周辺の雨雲を発達させることも考えられる状況です。
台風の今後の進路や発達具合によって、日本列島への影響が大きく変わってくるため、最新の情報をこまめにご確認ください。
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予報円の大きさは「強さ」や「大きさ」とは関係ない
今回の台風は進路図に破線の円で示された「予報円」が週末以降に非常に大きくなっていることが特徴です。11月1日(火)15時の中心位置の予想は、気象庁の台風予報の中では5段階の最大の大きさ(Cランク)となっています。
この予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の不確実さの度合いを表しています。
気象庁の現在の定義では、予報円は台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示していますので、この円が小さいと予報の信頼度が高い、この円が大きいと予報の信頼度が低いと読み取ることができます。
台風情報を正確に理解して、適切な防災行動・避難行動をとれるようにしましょう。
この予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の不確実さの度合いを表しています。
気象庁の現在の定義では、予報円は台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を示していますので、この円が小さいと予報の信頼度が高い、この円が大きいと予報の信頼度が低いと読み取ることができます。
台風情報を正確に理解して、適切な防災行動・避難行動をとれるようにしましょう。
10月もまだ発生数が多い
10月前半は台風の発生は落ち着いていましたが、後半に入り一気に台風が発生し、台風22号は今月4つ目の台風となりました。
10月の台風発生数の平年値は3.4個ですので、台風シーズンはまだ続いています。11月に近づくにつれて本州付近に影響を及ぼす台風は少なくなる傾向ですが、まだ油断はできません。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
10月の台風発生数の平年値は3.4個ですので、台風シーズンはまだ続いています。11月に近づくにつれて本州付近に影響を及ぼす台風は少なくなる傾向ですが、まだ油断はできません。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風22号の名前「ナルガエ(Nalgae)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で「つばさ」を意味する言葉からとられています。
台風22号の名前「ナルガエ(Nalgae)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で「つばさ」を意味する言葉からとられています。