NG(1)力を入れて米をとぐ
炊飯器でおいしく炊くためには、まずは米のとぎ方が大切だと言います。
「今は精米状態がよく米にぬかはあまり残っていないので、力を入れてとぐ必要はありません。力を入れ過ぎると米が欠けたり、粒が不揃いになってしまうことがあります。そのため、洗うときは水の中で大きく混ぜる程度にしましょう」(野﨑さん)
「今は精米状態がよく米にぬかはあまり残っていないので、力を入れてとぐ必要はありません。力を入れ過ぎると米が欠けたり、粒が不揃いになってしまうことがあります。そのため、洗うときは水の中で大きく混ぜる程度にしましょう」(野﨑さん)
NG(2)吸水させた水をそのまま使って炊く
他にもご飯を炊く前に注意することがあるようです。
「米は乾物なので、豆を炊くときのように、水を吸わせて乾物臭を流さなければなりません。ただし、吸水が長すぎると表面がくずれやすくなるので、注意してください。
まずは米をボウルに入れ、たっぷりの水を加えて15分吸水させ、そのあとザルに上げて15分水切りをします。後半の15分は、表面の水を吸水する時間と考えましょう。
また、吸水させた水は米の乾物臭などが流れているので、米を炊くときは吸水させた水をそのまま使うのは避けてください。新しい水で炊くことですっきりした味わいのご飯に仕上がります。
水の量も通常は米の1.2倍にしますが、しっかり吸水させた米の場合は、米と同量にしてください」(野﨑さん)
ただし、新米の場合は注意が必要です。
「新米の場合は臭みがなく、米の研ぎ汁が隠し味になるので、水切りをしてから新しい水で炊くのではなく、吸水させた水で炊いてください。水も少なめにしなくても大丈夫です。新しい水で炊くよりも米の甘味を感じます」(野﨑さん)
「米は乾物なので、豆を炊くときのように、水を吸わせて乾物臭を流さなければなりません。ただし、吸水が長すぎると表面がくずれやすくなるので、注意してください。
まずは米をボウルに入れ、たっぷりの水を加えて15分吸水させ、そのあとザルに上げて15分水切りをします。後半の15分は、表面の水を吸水する時間と考えましょう。
また、吸水させた水は米の乾物臭などが流れているので、米を炊くときは吸水させた水をそのまま使うのは避けてください。新しい水で炊くことですっきりした味わいのご飯に仕上がります。
水の量も通常は米の1.2倍にしますが、しっかり吸水させた米の場合は、米と同量にしてください」(野﨑さん)
ただし、新米の場合は注意が必要です。
「新米の場合は臭みがなく、米の研ぎ汁が隠し味になるので、水切りをしてから新しい水で炊くのではなく、吸水させた水で炊いてください。水も少なめにしなくても大丈夫です。新しい水で炊くよりも米の甘味を感じます」(野﨑さん)
NG(3)吸水後に炊飯器の普通モードで炊く
炊飯器に入れたら、炊飯スイッチを押すだけでいいのでしょうか?
「スイッチを押すだけというのは、普通モードで炊くということですね。吸水させた米の場合は、それではうまく炊けません。
家庭用の炊飯器は、吸水時間を含めた時間設定がされています。ですから吸水と水切りが行われた状態であれば、早炊きモードで炊いたほうがいいのです。もし早炊きモードがなければ、普通の炊き方をしてください」(野﨑さん)
「スイッチを押すだけというのは、普通モードで炊くということですね。吸水させた米の場合は、それではうまく炊けません。
家庭用の炊飯器は、吸水時間を含めた時間設定がされています。ですから吸水と水切りが行われた状態であれば、早炊きモードで炊いたほうがいいのです。もし早炊きモードがなければ、普通の炊き方をしてください」(野﨑さん)
NG(4)炊き上がり後、食べるまでそのまま
炊き上がったら、食べるまでそのままにしておいていいのでしょうか?
「炊き上がったご飯をそのままにしておくと、食感が悪くなります。5分くらいは“蒸らす”ためにそのままにしていいのですが、それ以上はNGです。炊き上がりのお知らせが表示されたら、保温に入る前にスイッチを切ってください。
5分ほど蒸らしたら、木じゃくしでほぐして空気を入れてあげると、ご飯につやが出ます」(野﨑さん)
「炊き上がったご飯をそのままにしておくと、食感が悪くなります。5分くらいは“蒸らす”ためにそのままにしていいのですが、それ以上はNGです。炊き上がりのお知らせが表示されたら、保温に入る前にスイッチを切ってください。
5分ほど蒸らしたら、木じゃくしでほぐして空気を入れてあげると、ご飯につやが出ます」(野﨑さん)
NG(5)炊飯器でそのまま保温
炊飯器の保温機能は、活用してもいいのでしょうか?
「加熱し続けるとおいしくなくなるので、保温機能を使うのはNGです。炊き上がったら木杓子で空気を入れるようにほぐして、コンセントを抜きましょう。
炊飯器のフタを開けてぬれ布巾をかけてください。または、口の広い容器に移してぬれ布巾をかけてください。
これで食べる準備はOK。時間をおいて食べるときは、ラップをかけて電子レンジで温め直すようにしましょう」(野﨑さん)
これが家庭用炊飯器でおいしいご飯を炊くプロの技です。無洗米をお使いの方も、吸水と水切りはしっかり行ったほうがいいそうです。
この方法で、新米のおいしさを最大限に引き出して、秋の恵みを味わいましょう。
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「加熱し続けるとおいしくなくなるので、保温機能を使うのはNGです。炊き上がったら木杓子で空気を入れるようにほぐして、コンセントを抜きましょう。
炊飯器のフタを開けてぬれ布巾をかけてください。または、口の広い容器に移してぬれ布巾をかけてください。
これで食べる準備はOK。時間をおいて食べるときは、ラップをかけて電子レンジで温め直すようにしましょう」(野﨑さん)
これが家庭用炊飯器でおいしいご飯を炊くプロの技です。無洗米をお使いの方も、吸水と水切りはしっかり行ったほうがいいそうです。
この方法で、新米のおいしさを最大限に引き出して、秋の恵みを味わいましょう。
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