西日本の上空5500m付近には−24℃以下という、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。この影響で大気の状態が不安定になり、日本海側では雨雲が発達している状況です。

京都府福知山市坂浦では、5時00分までの1時間に21.5mmの強い雨を観測しました。京都府北部には大雨警報が発表されています。

また、鳥取県では1時間に5mm前後の雨に加え、雹(ひょう)が降ったところがあります。大気の不安定な状態は昼過ぎにかけて続く見込みで、日本海側は強い雨や落雷、突風、降雹に注意が必要です。

関東は、南海上にあるとみられる低気圧や北東からの湿った風の影響で、千葉県の外房や伊豆半島、伊豆諸島を中心に雨が降っています。特に低気圧に近い伊豆諸島では雨雲が発達しており、八丈島では10時00分までの1時間に52.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

午後にかけて低気圧の雨雲は南下傾向となる一方、北東からは雨雲が流れ込みやすくなる見込みです。千葉県の外房や茨城県を中心に雨の降りやすい状態が続くため、油断できません。

東京都心で本降りの雨になる可能性は低いとみていますが、弱い雨の可能性があります。気温も低いため、洗濯物は部屋干しの方が良さそうです。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
鳥取県米子市より