朝は放射冷却現象が強まったことで冷え込んだ所も、昼間はたっぷりの日差しで気温が上昇。各地で昨日よりも気温が上がっています。内陸部では朝と昼間の気温差が非常に大きく、長野県松本市・奈川は最低気温が－1.2℃、最高気温が21.1℃と日較差が22.3℃に達しました。

九州では25℃以上の夏日になった所が多く、鹿児島市は27.7℃、福岡市は26.1℃など日差しの下では少し暑さを感じるくらいです。

東日本や北日本も昼間は過ごしやすい陽気で、東京都心は昨日よりも2℃以上高い23.2℃を観測。北海道でも20℃を超えた所があり、帯広市は20.7℃と9月下旬並みになっています。

明日22日(土)は今日に比べると雲が増えるものの、関東から西の各地では日差しが届いて気温が上がります。西日本は25℃以上の夏日の所が多く、大阪市や福岡市の最高気温は25℃の予想で、日差しが届くと少し暑く感じるくらいです。東京都心は今日とほぼ同じ23℃まで上がります。

北日本の日本海側や北陸は天気が崩れ、雨の降る所があります。昼間は南からの暖かな空気が流れ込むため気温は引き続き高く、各地で20℃前後まで上がる予想となっています。ただ、北海道や東北北部は夕方以降、気温が下がるため注意が必要です。
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