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午後は西日本、東日本で本降りの雨 明日は北日本で暴風、大雨警戒

2022/10/09 11:01 ウェザーニュース

三連休2日目の今日9日(日)は西日本の所々で雨がぱらついています。午後は西日本、東日本の広い範囲で本降りになり、強く降る所がある見込みです。

明日10日(月)は低気圧が発達し、北日本を中心に大荒れとなるおそれがあります。

午後は西日本、東日本の広範囲で本降りの雨

日本列島には南東から湿った空気が流れ込んでいて、午前中からすっきりしない曇り空の所が多くなっています。西日本では雨の降っている所があるものの、大部分はぱらつく程度の弱い雨です。

午後は西から近づく寒気を伴った低気圧の影響もあり、雨雲は次第に発達する見込みです。関東でも午後には雨が降り出し、傘が必要な降り方の所が増えてきます。

特にシアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成される紀伊半島周辺では局地的に雨雲が発達し、1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水や河川の急な増水などに警戒が必要です。
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北日本は大荒れの連休最終日

10日(月)の予想天気図
明日10日(月)・スポーツの日は低気圧が日本海で発達します。

低気圧は上空5500m付近には-21℃以下の寒気を伴っている一方で、南からは暖かな湿った空気が流れ込む見込みです。上空と地上付近の気温差が大きいため大気の状態が不安定になり、低気圧や前線の周辺では雨雲が発達しやすくなります。

特に東北から北海道の太平洋側は地形の影響が加わって雨雲が発達するとみられます。3~6時間ほどの比較的短い時間に150mmを超えるような集中的な雨になるおそれがあるため、河川の急な増水や氾濫、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

また、等圧線の間隔が非常に混み合って風も強く、沿岸部では瞬間的に30m/sを超えるような暴風の所があります。雨や風のピーク時はできるだけ外出、移動を控えるようにしてください。
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