facebook line twitter mail

ゲリラ雷雨の遭遇率はやや増加 発生回数は昨年の約1.2倍

2022/10/20 11:32 ウェザーニュース

今年の夏も各地でゲリラ雷雨が発生していましたが、みなさんどのような影響があったのでしょうか。ウェザーニュースでは2022年夏のゲリラ雷雨事情を探るため、ゲリラ雷雨に関する調査を実施しました。

2人に1人がゲリラ雷雨に遭遇

記事冒頭の画像のとおり、今年の発生回数は75,680回と昨年より約1.2倍発生回数がふえていて、遭遇率は昨年(55.1%)よりもやや増加しています。遭遇率が最も高くなったのは、奈良県で76.1%でした。

全国平均で見ると遭遇したと回答された方は57.6%と、今年も半数以上の方がゲリラ雷雨に遭遇した結果になりました。

都道府県ごとの遭遇率の平均で見ると、東日本は5割以上の都道府県が多くなりました。

ゲリラ雷雨による被害

ゲリラ雷雨に遭遇した方に、被害状況について伺いました。

被害で一番多かったのは「道路冠水」が22.1%、その次に交通機関の影響が21.1%という結果になりました。

また、ずぶ濡れになったかを伺ったところ45.8%がずぶ濡れになったと回答し、昨年より11.8ポイント増加しました。

ゲリラ雷雨による出費

ゲリラ雷雨による出費があると回答した方は24.6%、出費額の全国平均は2,558円と昨年より194円増加しました。

出費の内容は「傘など雨具の購入」が17.2%と昨年の引き続き一番多く、その次に「バス・タクシーの利用」がその次に多くなりました。

今年は発生回数が増えた分、出費や生活に影響が出た割合が少し多くなったようです。

» ゲリラ雷雨調査 アプリの機能は?» ゲリラ雷雨調査 アプリの機能は?

参考資料など

調査期間:9月23日(日)~10月3日(月)
参加人数:103,671人