各地に残暑をもたらしていた暖かな空気は、前線の通過とともに秋の空気に入れ替わりました。広い範囲で昨日より気温が低くなっています。

特に北日本や北陸、山陰など日本海側は気温変化が大きく、11時30分の気温は昨日の同じ時間より10℃以上、低い所があります。石川県金沢市は12.3℃、宮城県塩竈市・塩釜は10.6℃も低く、20℃に届いていません。

関東も朝からジリジリと気温が下がっていて、東京都心は11時30分の気温が20.9℃まで低下。昨日より7.6℃も低く、ウェザーニュースアプリ利用者から届く体感報告でも、約3割が「肌寒い」と回答するほどです。

関東は午後にかけても気温は下がっていく予想となっています。東京都心の気温を昨日と比較すると、早朝までは昨日よりも高めで推移していましたが、日差しがないため日の出の時間を過ぎても気温は上がらず横ばいでした。

そして雨が本格的に降り出すとともに気温はぐっと下がって、午後もじわじわと下がる見込みです。昼過ぎの時間帯は昨日に比べて10℃ほども低く、夜には15℃くらいまで低下します。

遅い時間ほど肌寒さが増していきますので、これから外に出る方も上着をご用意ください。
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