台風17号は小笠原諸島に最も接近しており、雨と風が強まっています。父島では2時43分に最大瞬間風速33.4m/s、0時15分までの1時間に28.5mmの雨を観測しています。小笠原諸島では、今日27日(火)は荒れた天気で、特に午前中は暴風や大雨、高波に警戒してください。

また、八丈島や青ヶ島など伊豆諸島の南部も段々と風が強まり、夜は高波に注意が必要です。

28日(水)以降は進路を東寄りに変えて日本からは離れる予想のため、本州方面には荒天をもたらすような影響はない見通しです。
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9月27日(火)6時現在、台風16号（ノルー）は強い勢力で南シナ海を西に進んでいます。

この後も南シナ海を西寄りに進み、週中頃にはベトナムに上陸する見通しです。ベトナムに上陸後はラオスからタイへ向かい、陸上で勢力を落とし熱帯低気圧になる見通しです。日本への直接の影響はありません。

▼台風16号　9月27日(火)6時
　中心位置　　　南シナ海
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　強い
　移動　　　　　西　30 km/h
　中心気圧　　　960 hPa
　最大風速　　　40 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　60 m/s
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台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風16号の名前「ノルー(Noru，노루)」は韓国が提案した名称で、のろじか（鹿）を意味する韓国語からとられています。

台風17号の名前「クラー(Kulap)」はタイが提案した名称で、ばらを意味するタイ語からとられています。