熱帯低気圧は発達の可能性
非常に強い勢力まで発達した台風16号は、今日にもフィリピンに上陸する予想となっています。その東側にも大きく広がる雲がみられ、少しずつ雲の渦としてのまとまりを見せてきました。
気象庁は今夜までにこの付近で熱帯低気圧が発生するとしています。
周辺の海面水温は30℃前後と高く、各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションでは、その後に発達を予測しているものが多い状況です。
気象庁は今夜までにこの付近で熱帯低気圧が発生するとしています。
周辺の海面水温は30℃前後と高く、各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションでは、その後に発達を予測しているものが多い状況です。
偏西風はこれまでよりも南下
熱帯低気圧は発生後、北上する予想となっています。日本の南海上は上空の高気圧に覆われているものの、詳しく勢力をみると沖縄付近と日本のはるか南東海上の2つに分かれている状況で、熱帯低気圧はその間を進む見込みです。
上空を吹く強い西風、偏西風はこれまでに比べると南下し、明日26日(月)の夜の時点では日本列島のほぼ真上にあると予想されます。
偏西風はその後、さらに南下する見込みで、熱帯低気圧が北上してきた場合も、早い時点で東寄りに進路を変えるとみられます。台風14号、15号が近づいた時と気圧配置が大きく変化していますので、今後の動きに注目です。
上空を吹く強い西風、偏西風はこれまでに比べると南下し、明日26日(月)の夜の時点では日本列島のほぼ真上にあると予想されます。
偏西風はその後、さらに南下する見込みで、熱帯低気圧が北上してきた場合も、早い時点で東寄りに進路を変えるとみられます。台風14号、15号が近づいた時と気圧配置が大きく変化していますので、今後の動きに注目です。
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構