国内:兵庫県南部には多数の断層
24日(土)3時34分頃、兵庫県南東部を震源とするマグニチュード4.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で兵庫県西宮市、川西市、大阪府能勢町で最大震度3、大阪市や京都市、神戸市などで震度2を観測しています。
兵庫県南東部を震源とする震度3以上の地震は今年3月以来ですが、今回のように大阪湾の近くで発生したのは2011年以来、11年ぶりです。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
今回の震源は1995年に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の余震域の近くです。六甲山地の南側は多くの断層が伸びる断層帯となっていますので、その中での活動とみられます。
地震調査研究推進本部は、六甲・淡路島断層帯で今後30年以内にマグニチュード7.9程度の地震が発生する確率をほぼ0%~1%と推定しています。震災から25年以上が立っており、改めて周辺の地震活動に注目してみてください。
兵庫県南東部を震源とする震度3以上の地震は今年3月以来ですが、今回のように大阪湾の近くで発生したのは2011年以来、11年ぶりです。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
今回の震源は1995年に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の余震域の近くです。六甲山地の南側は多くの断層が伸びる断層帯となっていますので、その中での活動とみられます。
地震調査研究推進本部は、六甲・淡路島断層帯で今後30年以内にマグニチュード7.9程度の地震が発生する確率をほぼ0%~1%と推定しています。震災から25年以上が立っており、改めて周辺の地震活動に注目してみてください。
国内:諏訪之瀬島の火山性地震で震度2を観測
24日(土)12時18分頃、トカラ列島近海を震源とするマグニチュード2.4、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で鹿児島県十島村・諏訪之瀬島で震度2を観測しています。
今回の地震は諏訪之瀬島の火山活動に伴う地震です。気象台によると24日(土)の11時50分頃から諏訪之瀬島の西側付近を震源とする火山性地震が一時的に増加。その中の振幅な大きな地震が最大震度2の有感地震となりました。
諏訪之瀬島・御岳火口からの噴煙の状況に特段の変化はみられていません。諏訪之瀬島は噴火の多い状況が続いていますので、注意が必要です。
今回の地震は諏訪之瀬島の火山活動に伴う地震です。気象台によると24日(土)の11時50分頃から諏訪之瀬島の西側付近を震源とする火山性地震が一時的に増加。その中の振幅な大きな地震が最大震度2の有感地震となりました。
諏訪之瀬島・御岳火口からの噴煙の状況に特段の変化はみられていません。諏訪之瀬島は噴火の多い状況が続いていますので、注意が必要です。
世界:メキシコでM7.6の大きな地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は5回発生しました。最も大きな地震はメキシコで発生したマグチュード7.6です。
日本時間の20日(火)未明、メキシコの太平洋側をを震源とするマグニチュード7.6、深さ約15kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
震源が海に近く地震の規模が大きかったため津波が発生し、最も高い所では79cmを観測しました。震源近くでは強い揺れによって建物の被害が相次ぎ、現地当局は亡くなった方がいると発表しています。
また、2日後の22日(木)には少し東を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生。一連の活動もしくは余震とみられます。
メキシコの太平洋側はココスプレートとカリブプレートの境界に当たり、大きな地震が頻繁に起きている領域です。今回の震源に近い所でも1995年にマグニチュード8.0の地震が発生。また、1985年には今回と同じ現地時間で9月19日にマグニチュード8.0の地震が起きており、話題となりました。
日本時間の20日(火)未明、メキシコの太平洋側をを震源とするマグニチュード7.6、深さ約15kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
震源が海に近く地震の規模が大きかったため津波が発生し、最も高い所では79cmを観測しました。震源近くでは強い揺れによって建物の被害が相次ぎ、現地当局は亡くなった方がいると発表しています。
また、2日後の22日(木)には少し東を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生。一連の活動もしくは余震とみられます。
メキシコの太平洋側はココスプレートとカリブプレートの境界に当たり、大きな地震が頻繁に起きている領域です。今回の震源に近い所でも1995年にマグニチュード8.0の地震が発生。また、1985年には今回と同じ現地時間で9月19日にマグニチュード8.0の地震が起きており、話題となりました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。