南シナ海を横断しベトナムへ
台風16号は23日(金)の午後に発生してから、西進を続けています。高い海面水温や熱容量、上空との風速差が小さいこと、上空での風の吹き出しが遮られていないことなどから発達に適した環境にあり、この2日足らずで急速に発達しました。中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sです。
このさき24時間以内にフィリピンのルソン島を横断する見込みで、フィリピンでは台風による被害の発生が懸念されます。
その後も南シナ海を西寄りに進み、週中頃にベトナムに上陸する見通しです。ベトナム上陸時も強い勢力を維持している可能性が高く、こちらも被害の発生が懸念されます。
ベトナムに上陸後はラオスからタイへ向かい、陸上で勢力を落とし熱帯低気圧になる見通しです。
日本への直接の影響はありません。
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このさき24時間以内にフィリピンのルソン島を横断する見込みで、フィリピンでは台風による被害の発生が懸念されます。
その後も南シナ海を西寄りに進み、週中頃にベトナムに上陸する見通しです。ベトナム上陸時も強い勢力を維持している可能性が高く、こちらも被害の発生が懸念されます。
ベトナムに上陸後はラオスからタイへ向かい、陸上で勢力を落とし熱帯低気圧になる見通しです。
日本への直接の影響はありません。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風16号の名前「ノルー(Noru,노루)」は韓国が提案した名称で、のろじか(鹿)を意味する韓国語からとられています。
台風16号の名前「ノルー(Noru,노루)」は韓国が提案した名称で、のろじか(鹿)を意味する韓国語からとられています。
参考資料など
衛星画像:NICT ひまわりリアルタイムWeb