暴風により建物の倒壊や長時間の停電リスク
台風の北上に伴って風が強まり、6時40分までの最大瞬間風速は鹿児島県屋久島町・尾之間で39.5m/s、種子島で39.0m/s、九州本土の鹿児島県錦江町・田代で33.9m/sを観測しました。
台風が最接近時はさらに風が強まり、平均で40m/s、瞬間的には建物が倒壊してもおかしくない60m/s超の猛烈な風が予想されます。
場所によっては24時間前後の長時間にわたって、外出ができないような暴風が続く可能性があります。長時間の停電などに備え、安全な所で過ごすようにしてください。
また、強風域の直径は1400kmと日本列島の大半を覆うほど広く、中心から離れた所でも風が強まる見込みです。西日本では20日(火)にかけて暴風や強風が続き、東日本、北日本でも20日(火)は風が強まるとみられます。
各地で鉄道や飛行機など交通機関に影響が出ることが懸念されます。三連休中や連休明けに移動を予定している方は、台風情報に加えて最新の交通情報の確認も必要です。
» 台風ピンポイント影響予測(会員向け)
台風が最接近時はさらに風が強まり、平均で40m/s、瞬間的には建物が倒壊してもおかしくない60m/s超の猛烈な風が予想されます。
場所によっては24時間前後の長時間にわたって、外出ができないような暴風が続く可能性があります。長時間の停電などに備え、安全な所で過ごすようにしてください。
また、強風域の直径は1400kmと日本列島の大半を覆うほど広く、中心から離れた所でも風が強まる見込みです。西日本では20日(火)にかけて暴風や強風が続き、東日本、北日本でも20日(火)は風が強まるとみられます。
各地で鉄道や飛行機など交通機関に影響が出ることが懸念されます。三連休中や連休明けに移動を予定している方は、台風情報に加えて最新の交通情報の確認も必要です。
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台風接近時は高潮にも警戒を
台風が勢力を保って接近することで、高潮の危険性も高まります。
中心気圧が低いことで吸い上げ効果が高くなる見通しです。猛烈な風が海から吹き付ける、九州の太平洋側や周防灘周辺などは吹き寄せの効果によって急激な潮位の上昇が懸念されます。潮回りが小潮のため比較的満潮時の潮位が低いタイミングではあるものの、沿岸部では浸水に警戒が必要です。
また、潮位の上昇によって河川が逆流し、海から少し離れた所でも影響の出る可能性があります。
» アプリ 警報・注意報の発表状況» 警報・注意報の発表状況
中心気圧が低いことで吸い上げ効果が高くなる見通しです。猛烈な風が海から吹き付ける、九州の太平洋側や周防灘周辺などは吹き寄せの効果によって急激な潮位の上昇が懸念されます。潮回りが小潮のため比較的満潮時の潮位が低いタイミングではあるものの、沿岸部では浸水に警戒が必要です。
また、潮位の上昇によって河川が逆流し、海から少し離れた所でも影響の出る可能性があります。
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大雨による土砂災害や河川氾濫に警戒
台風の周囲を取り巻く活発な雨雲が九州にかかり始め、九州では24時間雨量が200mmを超えている所があります。
20日(火)昼までの総雨量は九州や中国、四国の広範囲や紀伊半島の一部で300mm以上が予想されています。特に九州の太平洋側や四国の山沿いは500mmを上回り、宮崎県の山沿いでは1000mm前後に達する可能性があります。
元々雨が多い宮崎県の山沿いでも、1000mmの雨が降るケースは多くはありません。土砂災害や河川の増水・氾濫などの危険性が高まりますので、大きな災害への備えを進めてください。
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20日(火)昼までの総雨量は九州や中国、四国の広範囲や紀伊半島の一部で300mm以上が予想されています。特に九州の太平洋側や四国の山沿いは500mmを上回り、宮崎県の山沿いでは1000mm前後に達する可能性があります。
元々雨が多い宮崎県の山沿いでも、1000mmの雨が降るケースは多くはありません。土砂災害や河川の増水・氾濫などの危険性が高まりますので、大きな災害への備えを進めてください。
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19日(月)以降の東日本、北日本に影響
台風14号は九州に接近・上陸後、19日(月)の午後以降は東寄りに進む予想となっています。
現時点で連休明けの20日(火)朝の通勤・通学時間帯は、東海や北陸で雨や風が強まる見込みです。九州への接近時に比べると台風の勢力は弱まるものの、沿岸部を中心に強い風が吹き荒れ、局地的には激しい雨が降る予想です。
ただ、台風の速度や進路の変化によっては風雨が強まるエリアが変化し、関東や近畿などで影響する可能性もあります。できるだけ最新の情報を確認するようにしてください。
現時点で連休明けの20日(火)朝の通勤・通学時間帯は、東海や北陸で雨や風が強まる見込みです。九州への接近時に比べると台風の勢力は弱まるものの、沿岸部を中心に強い風が吹き荒れ、局地的には激しい雨が降る予想です。
ただ、台風の速度や進路の変化によっては風雨が強まるエリアが変化し、関東や近畿などで影響する可能性もあります。できるだけ最新の情報を確認するようにしてください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風14号の名前「ナンマドル(Nanmadol)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な遺跡の名前からとられています。
台風14号の名前「ナンマドル(Nanmadol)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な遺跡の名前からとられています。