facebook line twitter mail

今日9月15日(木)の熱中症警戒アラート 広島県や福岡県など6県

2022/09/15 08:34 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日9月15日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを、広島県と福岡県、大分県、長崎県、熊本県、鹿児島県に対して発表しました。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、炎天下での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

▼熱中症警戒アラートの発表状況
 広島県 福岡県 大分県 長崎県 熊本県
 鹿児島県(奄美地方を含む)

西日本は引き続き夏の空気に覆われる上、しっかりと日差しが届きます。朝から気温が高いため蒸し暑く感じられ、昼間は厳しい残暑となります。

熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
» 1時間ごとの詳しい気温をアプリで見る» ピンポイント天気で1時間ごとの気温を見る

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
» 関連記事 全国で熱中症警戒アラートが運用開始

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
» 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認