ピーク時は瞬間的に40~60m/sの暴風のおそれ
台風が非常に強い勢力であることや、動きが遅いことから長時間にわたって風雨が強まります。今日の夕方以降は暴風となり、明日12日(月)をピークに少なくとも13日(火)にかけて暴風が継続する見込みです。
現時点で台風が最も近くを通る西表島や石垣島は、瞬間的に40~60m/sの暴風となるおそれがあります。台風は進路に向かって右側で風が強く、今回は石垣島などで風が強まりやすいコースです。
石垣島の東側を通過した台風11号に比べ、西側を通る予想の台風12号の方が風が強まる可能性が高くなります。
現時点で台風が最も近くを通る西表島や石垣島は、瞬間的に40~60m/sの暴風となるおそれがあります。台風は進路に向かって右側で風が強く、今回は石垣島などで風が強まりやすいコースです。
石垣島の東側を通過した台風11号に比べ、西側を通る予想の台風12号の方が風が強まる可能性が高くなります。
総雨量は300mmを超える大雨に
また、台風周辺の活発な雨雲が長時間かかることで、雨量が増加する見込みです。14日(水)昼までの72時間雨量は、石垣島や西表島で300mm以上、与那国島周辺では500mm以上を予想しています。
台風11号の通過で最も雨量が多かったのは、宮古島市・城辺の334.0mmでしたので、これを上回る雨量です。土砂災害や浸水などの影響が懸念されます。
丸2日ほどにわたって、風雨の強い状況が続く可能性がありますので、遅くとも今日の明るいうちに対策を済ませ、安全に過ごすようにしてください。
» 台風ピンポイント影響予測(会員向け)
台風11号の通過で最も雨量が多かったのは、宮古島市・城辺の334.0mmでしたので、これを上回る雨量です。土砂災害や浸水などの影響が懸念されます。
丸2日ほどにわたって、風雨の強い状況が続く可能性がありますので、遅くとも今日の明るいうちに対策を済ませ、安全に過ごすようにしてください。
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沖縄通過後は西よりを進む予想
沖縄を通過した後は、東シナ海を北上。台風11号に比べると西寄りの進路を進む見込みです。
中国大陸に近づくため勢力を維持できず、15日(木)朝には強い勢力ではなくなり、16日(金)には暴風域もなくなる予想となっています。九州などへの直接の影響はほとんどないとみられます。
ただ、日本の南の海上には別の熱帯低気圧があり、こちらの動向にも注意が必要です。
中国大陸に近づくため勢力を維持できず、15日(木)朝には強い勢力ではなくなり、16日(金)には暴風域もなくなる予想となっています。九州などへの直接の影響はほとんどないとみられます。
ただ、日本の南の海上には別の熱帯低気圧があり、こちらの動向にも注意が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風12号の名前「ムイファー(Muifa)」はマカオが提案した名称で、梅の花を意味する言葉からとられています。
» アプリ 雨雲レーダー台風モード» 雨雲レーダー台風モード
台風12号の名前「ムイファー(Muifa)」はマカオが提案した名称で、梅の花を意味する言葉からとられています。
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