関東では二重の虹や濃霧の朝 高いビルからは雲海の光景も
2022/09/06 10:39 ウェザーニュース
今日9月6日(火)の関東地方では、二重の大きな虹が見られた所や、濃霧で視界の悪くなった所などがありました。
神奈川や東京の一部で雨 虹のかかった所も
関東では風向きの違い等によって一部で小さな雨雲が発生しています。この雨雲の東側の地域では、東から朝日が差し込み、西側で雨のスクリーンが出来たことで、虹が出現しています。二重の大きな虹がかかった所もありました。
「朝虹は雨」ということわざがありますが、これは雨雲が西から東に移動することが多いためにできた観天望気のひとつです。ただ今日は、雨雲が概ね南から北に移動しているため、朝虹が見えたあとすぐに雨とはならなそうです。
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千葉や茨城では濃霧 雲海も
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千葉県や茨城県の一部では、明け方から霧が発生して濃霧となった所がありました。霧の厚みが薄かったため、タワーマンションや高いビルの上の階からは雲海として見られた所もありました。
放射冷却現象により地表付近が冷やされ、上空よりも気温の低い「接地逆転層」が形成されたために発生した「放射霧」とみられます。
この霧は日射によって地表が温められることで、既に解消に向かいつつあります。遅い所でも昼前までには霧は解消するとみられます。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)