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6日(火)は北陸など猛暑日予想 台風が日本海に進みフェーン現象か

2022/09/02 18:20 ウェザーニュース

非常に強い台風11号(ヒンナムノー)は先島諸島を通過後、東シナ海を北上し、来週は日本海に進む可能性が高くなっています。台風に向かって吹き込む南風がフェーン現象を引き起こし、日本海側で気温が上がる予想です。

台風に向かって吹く強い南風

台風11号は予報円の中心を通った場合、来週6日(火)の日中に日本海西部に達する予想です。台風は強い勢力を保ったまま日本海に進み、全国の広い範囲で南寄りの風が強まるとみられます。

南風が山越えとなる山陰から近畿北部、北陸にかけてはフェーン現象が発生する可能性が高まります。南から暖かな空気が流れ込むことに加えてフェーン現象が発生すると気温が上昇し、季節外れの暑さになる見込みです。

北陸では猛暑日予想の所も

富山の気温変化
富山市のこの先1週間の最高気温を見ると、4日(日)以降は30℃を上回り、6日(火)は36℃と猛暑日の予想となっています。平年に比べると7℃も高い気温です。

6日(火)は金沢市で35℃、新潟県糸魚川市で36℃など北陸を中心に気温の上昇が予想されています。近畿北部や山陰は今のところ、雨が予想されているためそこまで気温は上がらない見込みです。雨がそれほど降らなかった場合は北陸と同様に猛暑日になってもおかしくありません。

強風に加えて急な気温の上昇による体調管理にも十分注意をしてください。
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