1時間に74.5mmの非常に激しい雨を観測

秋雨前線は東北から西日本の日本海沿岸に伸びています。前線に向かって暖かく湿った空気が継続的に流れ込んで、各地で雨が強まっている状況です。

特に東海や近畿ではシアーライン（風の流れが変化する境界線）が形成されているため、その周辺で雨雲が発達し、13時50分までの1時間には岐阜県下呂市・金山で74.5mmの非常に激しい雨、滋賀県近江八幡市で29.5mmの強い雨を観測しました。

この後、一旦雨が小康状態になるタイミングがあるものの、夕方から夜にかけては秋雨前線本体が南下する影響で、再び雨が強まる見込みです。

局地的には1時間に50mm以上の雷を伴った非常に激しい雨の降るおそれがありますので、大規模な道路冠水や河川の急な増水、落雷による停電などに警戒をしてください。
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