7月に火山性地震増加で警戒レベルが2に
口永良部島では、主に古岳付近の浅い所を震源とする火山性地震が7月30日から31日にかけて一時的に増加し、噴火警戒レベルを2に引き上げていました。ただ、8月1日以降は地震の少ない状態で経過しています。
新岳火口の噴煙の状況に特段の変化は認められず、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は少ない状態で、検出限界を下回る日も時々みられました。8月16日から17日に山麓から実施した現地調査では、新岳火口西側割れ目付近及び古岳火口東側で引き続き地熱域を確認しましたが、7月の火山性地震の増加前の観測と大きな変化はありません。
地殻変動観測でも火山活動に起因する変動は認められないことから、新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。
なお、活火山であることから、引き続き新岳火口内、西側割れ目付近では、高温の噴気や火山ガス等に注意してください。
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新岳火口の噴煙の状況に特段の変化は認められず、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は少ない状態で、検出限界を下回る日も時々みられました。8月16日から17日に山麓から実施した現地調査では、新岳火口西側割れ目付近及び古岳火口東側で引き続き地熱域を確認しましたが、7月の火山性地震の増加前の観測と大きな変化はありません。
地殻変動観測でも火山活動に起因する変動は認められないことから、新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。
なお、活火山であることから、引き続き新岳火口内、西側割れ目付近では、高温の噴気や火山ガス等に注意してください。
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参考資料など
気象庁監視カメラより