強風域は1.5倍以上に拡大
猛烈な勢力となった台風11号は1日(木)9時現在、宮古島の南約250kmの海上を、南西に進んでいます。
昨日8月31日(水)9時の衛星画像と比べると、台風を取り巻く雲の渦巻きがかなり大きくなっていることがわかります。風速15m/s以上の強風域の直径は昨日が385kmだったのに対し、今日は610kmと1.5倍以上に拡大しました。
今後は台風11号の東にある、熱帯低気圧の雲も巻き込むような形になり、さらに大型化が進むとみられます。
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昨日8月31日(水)9時の衛星画像と比べると、台風を取り巻く雲の渦巻きがかなり大きくなっていることがわかります。風速15m/s以上の強風域の直径は昨日が385kmだったのに対し、今日は610kmと1.5倍以上に拡大しました。
今後は台風11号の東にある、熱帯低気圧の雲も巻き込むような形になり、さらに大型化が進むとみられます。
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遅い動きと大型化で影響長引くおそれ
明後日3日(土)夜の上空の風の予想を見ると、台風の中心が近くを通過する宮古島など先島諸島だけでなく、東に少し離れた沖縄本島周辺まで濃いオレンジ色や赤色で表示されている強い風の領域に入る見込みです。
台風11号が3日(土)~4日(日)にかけて比較的遅い速度で北上することに加え、雨や風の影響範囲が広がることで、沖縄では暴風雨に見舞われる時間が長くなることが懸念されます。
すでに沖縄では物品が少なくなっている状況ではありますが、暴風雨への対策に加え、食料など備蓄品の確認も荒天になる前に済ませるようにしてください。
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台風11号が3日(土)~4日(日)にかけて比較的遅い速度で北上することに加え、雨や風の影響範囲が広がることで、沖縄では暴風雨に見舞われる時間が長くなることが懸念されます。
すでに沖縄では物品が少なくなっている状況ではありますが、暴風雨への対策に加え、食料など備蓄品の確認も荒天になる前に済ませるようにしてください。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構