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秋雨前線が南下し各地で激しい雨 東北から九州は大雨に警戒

2022/09/01 09:07 ウェザーニュース

今日9月1日(木)は秋雨前線の南下に伴い、東北から九州の広い範囲で雨が降っています。局地的には激しい雨になっており、午後にかけて大雨に警戒が必要です。

広い範囲に大雨警報や洪水警報

日本海に伸びる秋雨前線に向かって、南から非常に暖かな空気が流れ込んでいます。前線の周辺では活発な雨雲が目立ち、8時40分までの1時間には岐阜県下呂市・宮地で61.0mmの非常に激しい雨、富山県富山市で37.5mmの激しい雨を観測しました。

また、関東から九州の太平洋側でも大気の状態が不安定になって雨雲が発達し、土砂降りの雨になっている所があります。

8時40分の時点で秋田県、静岡県、新潟県、富山県、石川県、福井県、奈良県、和歌山県、広島県、愛媛県に大雨警報や洪水警報が発表されており、石川県には土砂災害警報も出ています。
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午後は西日本日本海側でも雨が強まる

9月1日(木)夜の雨雲の予想
秋雨前線は午後にかけてゆっくりと南下する見込みです。湿った空気の流入が継続するため、前線付近やその南側で雨雲の発達しやすい状況も続きます。

特に台風11号から送り込まれる非常に湿った空気の影響で、九州北部から山陰にかけて雨雲の発達が予想され、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降る見込みです。

すでに雨量が多くなっている北陸などを含む広い範囲で、土砂災害や河川の増水・氾濫、浸水などのおそれがありますので、警戒が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
千賀子デラックスさん