発生から2日たらずで950hPaに
28日(日)9時に熱帯低気圧が発生し、わずか6時間で急速に発達して28日(日)15時に台風11号になりました。
発生から24時間後の29日(月)15時には中心気圧975hPa・最大風速35m/sの強い勢力に達していて、夕方から夜に小笠原諸島に最接近。父島では18時過ぎに48.4m/sの最大瞬間風速を観測し、8月の1位の値を更新しています。
発生から42時間後の今日30日(火)9時には中心気圧950hPa・最大風速45m/sの非常に強い台風になっていて、中心には明瞭な「台風の目」があらわれています。4段階の勢力階級のうち最も強い「猛烈な」勢力と解析されてもおかしくないほどの衛星画像です。
発生から24時間後の29日(月)15時には中心気圧975hPa・最大風速35m/sの強い勢力に達していて、夕方から夜に小笠原諸島に最接近。父島では18時過ぎに48.4m/sの最大瞬間風速を観測し、8月の1位の値を更新しています。
発生から42時間後の今日30日(火)9時には中心気圧950hPa・最大風速45m/sの非常に強い台風になっていて、中心には明瞭な「台風の目」があらわれています。4段階の勢力階級のうち最も強い「猛烈な」勢力と解析されてもおかしくないほどの衛星画像です。
大東島地方は猛烈な風に警戒
台風11号は明日31日(水)に沖縄県の大東島地方に接近する見込みです。かなり発達した状態で近づくため、大東島地方では暴風雨に見舞われ、ピーク時には1時間に80mmを超える猛烈な雨や、瞬間的に60m/sを超える記録的な暴風となるおそれもあります。暴風被害のあった2020年の台風10号を超える荒れ具合になることも考えられます。
また、沖縄本島地方も明日31日(水)は次第に風が強まり、台風の進路によっては暴風となる見込みです。明後日9月1日(木)以降は台風の動きが遅くなり、沖縄では4日(日)~5日(月)頃まで影響が残る可能性があります。雨や風の対策に加え、食料品などの適切な備蓄も検討してください。
» アプリ 雨雲レーダー台風モード» 雨雲レーダー台風モード
また、沖縄本島地方も明日31日(水)は次第に風が強まり、台風の進路によっては暴風となる見込みです。明後日9月1日(木)以降は台風の動きが遅くなり、沖縄では4日(日)~5日(月)頃まで影響が残る可能性があります。雨や風の対策に加え、食料品などの適切な備蓄も検討してください。
» アプリ 雨雲レーダー台風モード» 雨雲レーダー台風モード
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
鹿児島県
薩摩・大隅地方 3 %
種子島・屋久島地方 4 %
奄美地方 21 %
沖縄本島地方
本島北部・中南部 39 %
慶良間・粟国諸島 34 %
久米島 31 %
大東島地方 96 %
宮古島地方 45 %
八重山地方
石垣島地方 37 %
与那国島地方 26 %
鹿児島県
薩摩・大隅地方 3 %
種子島・屋久島地方 4 %
奄美地方 21 %
沖縄本島地方
本島北部・中南部 39 %
慶良間・粟国諸島 34 %
久米島 31 %
大東島地方 96 %
宮古島地方 45 %
八重山地方
石垣島地方 37 %
与那国島地方 26 %
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
» 台風11号情報をアプリで見る» 台風11号情報を見る
台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
» 台風11号情報をアプリで見る» 台風11号情報を見る