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東北北部は明日、猛烈な雨のおそれ 河川氾濫や土砂災害に厳重警戒

2022/08/12 01:09 ウェザーニュース

明日12日(金)は低気圧が北海道付近を通過し、暖かく湿った空気が非常に強く流れ込みます。東北北部では猛烈な雨の降るおそれがあり、災害の発生に厳重な警戒が必要です。

災害の発生に厳重な警戒が必要

東北北部は今日11日(木)午後も断続的に雨雲が通過し、雨の強まっている所があります。今夜遅くから明日12日(金)の朝にかけては、北海道付近を通過する低気圧に向かって湿った空気の流れ込む勢いが強まり、雨雲が一層、発達しやすくなる見込みです。

局地的には1時間に80mmを超えるような猛烈な雨の降るおそれがあります。青森県を流れる岩木川の水位は低下したものの、依然として氾濫注意水位を上回っている状況です。大きな川の水位が高いと、支流は普段よりも早く増水することが考えられます。明日は河川の氾濫や土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。

また、北海道道南でも猛烈な雨の降る可能性があります。大規模な冠水や中小河川の急激な増水などに警戒をしてください。
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来週はじめにも雨のピーク

16日(火)朝までの12時間予想雨量
13日(土)~14日(日)は一旦、小康状態になりますが、15日(月)からは再度、雨が強まる見込みです。低気圧や前線が通過する16日(火)にかけて東北北部では雨量が増加し、北海道でも雨が強まるとみられます。

大雨が繰り返されることによって、河川氾濫や土砂災害の発生しやすい状況が続く見通しです。災害発生のタイミングは雨のピークと必ずしも一致しませんので、雨の情報に加えて、川の水位や土砂災害の危険度などの情報も確認するようにしてください。
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