太平洋高気圧は今日6日(土)に比べると勢力を強め、西日本や東日本の上空を覆ってきます。ただ、引き続き暖かく湿った空気が流れ込みやすく、上空9000m付近に－30℃以下の寒気が居座るため、大気の状態が不安定です。

内陸部や山沿いを中心に雨雲が発生しやすくなります。早い所では午前中から雨の降り出す所があり、晴れていても午後は天気の急変に注意が必要です。

明日の午後は西日本から東日本の広い範囲で雨が予想されています。特に九州や中国、近畿、甲信の山沿いでは雨雲が発達しやすいとみられ、局地的には1時間に40mm以上の激しい雨が降る見込みです。

夏休み中の日曜日を利用して山などに出かけられる場合は、最新の気象情報を必ず確認し、雨が降りそうな場合は無理な行動を避けて安全な場所に移動するようにしてください。また、川の上流部で雨が強まった場合は、急に増水する可能性も考慮する必要があります。

底の黒い雲が近づいてきたり、雷鳴が頻繁に聞こえるような場合は、まもなく雷雨になる兆候ですので、早めに安全な所に移動をしてください。
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