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大阪市上空で雨雲が急発達
非常に狭い範囲で土砂降りに

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2022/08/06 09:34 ウェザーニュース

大阪市上空で雨雲が急発達し、いきなり土砂降りの雨になっています。今日6日(土)は大気の状態が非常に不安定で、短時間で雨雲が発達しますので、空の変化から目が離せません。

大阪市に大雨警報

大阪市付近では8時30分頃から雨雲が発達し始め、わずか20~30分ほどで土砂降りの雨を降らせるほどになりました。雨雲の大きさは1km四方程度と非常に小さく、局地的な雨です。

大阪管区気象台のアメダスがこの雨を捉え、9時04分までの10分間で13.0mmの雨を観測。1時間換算すると70mm前後に当たる非常に激しい雨になりました。9時26分には大阪市と東大阪市を対象に大雨警報が発表されています。

雨の継続時間は短いものの、この後も断続的に雨雲が発生する可能性がありますので、空の変化には十分注意をしてください。

今日は西日本、東日本の広範囲で大気の状態が不安定

今日は近畿だけではなく、西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が不安定です。雨雲が発達しやすく、局地的には1時間に50~70mmの非常に激しい雨となるおそれがあります。

夏休み中の土曜日を利用して山などに出かけられる場合は、最新の気象情報を必ず確認し、雨が降りそうな場合は無理な行動を避けて安全な場所に移動するようにしてください。

底の黒い雲が近づいてきたり、雷鳴が頻繁に聞こえるような場合は、まもなく雷雨になる兆候ですので、早めの行動が肝心です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
大阪府大阪市天王寺区の空さん

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