今回、氾濫危険水位を超過したのは、支流の高時川との合流点に近い難波橋水位観測所です。高時川ではすでに氾濫が発生したとして、氾濫発生情報【警戒レベル5相当】が発表されています。

そのため、高時川との合流点付近やそれよりも下流では、氾濫が発生するおそれがあります。また、片方の川の水位が高くなっていると、もう一方の川が合流して下流へ流れていくことができず、合流点周辺で一気に水位が上昇してしまうことがあるので警戒が必要です。

滋賀県では今朝から発達した雨雲が流れ込み続けており、山沿いでは24時間で150mm以上の雨となっているところがあります。だんだんと雨雲が弱まってきましたが、さらに川の水が上昇して氾濫するおそれがあるため警戒が必要です。不用意に川の様子を見に行ったりしないようにしてください。
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また、土砂災害の危険度も高まっています。崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。
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