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東北や北陸の広い範囲で強雨に 土砂災害の危険度高まる

2022/08/03 11:16 ウェザーニュース

今日8月3日(水)は前線や低気圧に伴う活発な雨雲が広がり、東北南部や北陸でも雨が強まっています。土砂災害の危険度が高まっている地域が多く、昼過ぎにかけて警戒が必要です。

激しい雨の範囲が広がる

低気圧の東進や前線の南下に伴い、強雨の範囲が広がっています。雨の中心は岩手県や山形県、新潟県に移ってきており、11時までの1時間には岩手県一戸町・奥中山で40.0mm、山形県鶴岡市・荒沢で34.0mm、新潟県村上市・高根で39.5mmの激しい雨を観測しました。

特に山形県と新潟県の県境付近から日本海方面には帯状の発達した雨雲が形成されており、激しい雨が数時間にわたって続くおそれがあります。今後の雨の情報はこまめにご確認ください。
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土砂災害の危険度が高い

土砂災害危険度
土砂災害の危険度も高まっていて、特に岩手県北部には危険なレベルを示す、紫色の領域が大きく広がっている状況です。急な斜面など危険な場所には近づかないでください。また、河川も増水していて、避難判断水位に達している所もあります。

青森県、岩手県、秋田県は災害発生のおそれがあるとして、各地に避難指示を発令しています。雨が弱まったあともしばらくは土砂災害の危険性がありますので、警戒が必要です。
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