太平洋高気圧が勢力を強めていて、本州付近を覆っています。強い日差しが加わって午前中からハイペースで気温が上昇、体温を上回るような暑さの所が多くなりました。

15時までに全国で最も気温が高くなったのは鳥取県米子市で38.9℃。これは米子市での観測史上1位タイの記録です。次いで鳥取県境港市・境と福井県坂井市・春江で38.5℃、埼玉県熊谷市が38.4℃など11地点で38℃以上の猛烈な暑さです。

東京都心も35.9℃と昨日に続いて2日連続の猛暑日となり、全国の猛暑日地点は7月1日以来、1か月ぶりに200地点に達しました。

明日2日(火)は太平洋高気圧の勢力が一旦、ピークを迎えるとみられ、今日と同じかそれ以上の厳しい暑さとなる可能性があります。埼玉県熊谷市の最高気温は40℃の予想。7月1日に熊谷市や桐生市など6地点で40℃超を記録して以来の危険な暑さです。

そのほか、前橋市で39℃、岐阜市で38℃など、内陸部を中心に体温を大きく上回る猛暑を予想しています。東京都心や名古屋市、大阪市なども軒並み猛暑日の予想で、熱中症の危険性の高い状況が続く見込みです。

屋外での活動はできるだけ控え、やむを得ず長時間、屋外にいる場合は。こまめな水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩など、基本的な熱中症対策を徹底してください。室内の温度も上がりやすいので、適切なエアコンの使用による室温調整も欠かせません。
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