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北日本は大雨警戒 台風周辺の湿った空気が流入

2022/08/01 09:14 ウェザーニュース

今日8月1日(月)は北海道道南から東北北部で朝から雨で、強く降っている所もあります。明日2日(火)にかけて断続的に強い雨の降るおそれがあり、大雨に警戒が必要です。

台風や熱帯低気圧周辺の暖湿流が流れ込む

北海道の道南付近には前線が伸びています。台風5号から変わった熱帯低気圧や、台風6号周辺の非常に湿った空気が、太平洋高気圧の縁を回るように前線に流れ込み、活動が活発です。

発達した雨雲が次々と通過していて、9時00分までの1時間には北海道福島町・千軒で20.5mm、青森県三戸町で23.0mm、青森空港で20.0mmの強い雨を観測しました。北海道渡島地方の一部には洪水警報が発表されています。

明日にかけて大雨に警戒

1日(月)夜の雨雲の予想
今夜には前線上を低気圧が進んでくる予想となっています。午前中に比べると前線は北上し、札幌市など北海道道央でも雨が強まる見込みです。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。

活発な雨雲は明日にかけても断続的に通過するため、総雨量も増加する予想です。短時間の激しい雨による道路冠水や、河川・用水路の増水、土砂災害などに警戒をしてください。
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