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8月早々に北日本は大雨か 台風5号周辺の湿った空気の影響

2022/07/30 18:18 ウェザーニュース

8月スタートは北日本で雨が降りやすく、大雨となるおそれがあります。台風5号周辺の湿った空気が流れ込んで、雨雲が発達しやすくなるためです。

湿った空気が日本海に流入

台風5号は明日31日(日)までに熱帯低気圧に変わり、明後日8月1日(月)には朝鮮半島の西に達する見込みです。1日(月)朝の水蒸気の流れを見ると、九州の西から熱帯低気圧に向かう流れと、日本海に向かう流れが予想されています。

日本海に向かう水蒸気の流れの先では前線が形成され、明後日の夜には北日本に近づきます。多くの水蒸気が流れ込むため前線の周辺は雨雲が発達しやすくなる見通しです。

8月3日(水)頃にかけて大雨のおそれ

8月3日(水)9時までの12時間予想降水量
2日(火)には前線上に低気圧が発生し、3日(水)にかけて北日本を通過していく見込みです。現時点では予測の不確実性が大きい状況ですが、東北から北海道道南にかけての多い所では、150~200mmの大雨となる可能性があります。

普段の雨量が少ない地域ですので、これだけの雨が降ると災害につながってもおかしくありません。

最新の情報をこまめに確認し、大雨の可能性が高まってきた場合は、早めに対策を進めるようにしてください。
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