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日本海側はフェーン現象で猛暑日 大阪も3日連続で35℃超える

2022/07/30 15:47 ウェザーニュース

今日30日(土)は日本海側を中心に気温が上がり、体温並みの暑さとなりました。北日本も気温が上がって各地で真夏日になっています。

日本海側を中心に35℃以上の猛暑日

太平洋高気圧は東日本を中心に覆っています。高気圧の周囲を吹く風が山越えとなってフェーン現象が発生し、日本海側で特に気温が上がりました。15時までの最高気温が全国で最も高かったのは兵庫県豊岡市で体温並みの37.2℃を観測しています。

そのほか、鳥取県鳥取市・青谷で36.8℃、福井市で36.6℃など35℃以上の猛暑日は91地点です。

強い日差しで日本海側以外も気温は高く、東京都心は34.5℃、大阪市は35.5℃と3日連続の猛暑日となりました。北日本も札幌市で30.8℃、仙台市で30.0℃と真夏日の所が多くなっています。

明日は体温超えの暑さで熱中症警戒

31日(日)の天気と気温
明日31日(日)は太平洋高気圧が本州付近に中心を移します。高気圧の中心に近い近畿から関東、東北南部にかけて気温が上がりやすく、広い範囲で35℃以上の厳しい暑さとなる見込みです。

東京都心は35℃の予想で、猛暑日になれば7月3日以来、28日ぶりとなります。仙台市や大阪市でも35℃と猛暑日の予想となっています。内陸部ではさらに気温が上がり、福島市で38℃、前橋市や京都市で37℃など、体温を上回るような危険な暑さです。

日曜日で外出を予定している場合は、こまめな水分補給や塩分補給、適切に涼しい所で休憩をとるなど熱中症対策が欠かせません。室内でも適切なエアコンの使用で、室内温度を調整し、体調を崩さないようにしてください。
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