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西日本太平洋側で雨が強まる 台風の影響が長引くおそれも

2022/07/29 10:18 ウェザーニュース

今日7月29日(金)は、昨夜発生した台風5号の接近により西日本の太平洋側でやや強い雨の降っている所があります。

台風の通過する今夜にかけては雷を伴った激しい雨の降るおそれがあるほか、台風が東シナ海へ離れる31日(日)にかけての総雨量がかさむことが予想されます。
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九州南部は激しい雨のおそれ

今朝は台風5号の周辺を吹く東風の影響で、九州南部や四国の太平洋側、紀伊半島で雨が降っています。所々に発達した雨雲がかかり、やや強い雨の降っている所もあります。9時20分までの1時間には宮崎県西米良村で11.5mmの雨量を観測しました。

今夜は台風が九州の南海上を北西に進む見込みです。進路に近い奄美や種子島、屋久島では台風本体の雨雲がかかり、雨や風が強まり荒れた天気となるおそれがあります。最新の台風情報をこまめにご確認ください。

九州南部も台風の接近に伴い段々と雨が強まります。夜にかけては台風周辺の発達した雨雲が通過し、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や河川の増水、低地の浸水に警戒が必要です。

また、四国の太平洋側や紀伊半島でも午後からは雨の強まる心配があります。
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週末にかけて雨量が増える

3日間の積算雨量の予想
30日(土)から31日(日)にかけては台風は東シナ海を北西に進みます。台風本体は次第に遠ざかりますが、台風に向かって吹く湿った南東風の影響が続きそうです。

九州南部や四国の太平洋側は雨が続き、積算雨量が多くなるおそれがあります。引き続き週末にかけても災害の発生にお気をつけください。
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