facebook line twitter mail

熱帯低気圧が発達し「台風5号」発生予想 週末は西日本で大雨のおそれ

2022/07/28 16:41 ウェザーニュース

7月28日(木)15時現在、日本の南で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、12時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しています。次に台風が発生すればおよそ3週間ぶりで、台風5号と呼ばれることになります。

顕著に発達はしないものとみられますが、西日本には湿った空気が流れ込んで、週末は太平洋側を中心に強雨や大雨となるおそれがあります。

▼熱帯低気圧 7月28日(木)15時現在
 中心位置   日本の南
 移動     北北西 25 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
>>GPS検索 ピンポイント週間天気予報

顕著な発達ない予想 西日本は雨が強まるおそれ

この熱帯低気圧は発達して台風になる可能性が高くなっていますが、最盛期の最大風速は20m/s程度と予報されていて、顕著に発達はしないものとみられます。

まだ、進路の誤差が大きく信頼度は高くないものの、明日29日(金)から31日(日)にかけてに九州の南から奄美・沖縄周辺を通って、東シナ海へ進む見込みです。

週末にかけて九州や四国の太平洋側には断続的に湿った空気が流れ込むため、強い雨が降りやすくなる予想です。陸地に近いところを通ると、熱帯低気圧の周辺の雨雲も陸地にかかって、大雨となるおそれもあります。

今後の最新情報に注意するようにしてください。
>>台風・熱帯低気圧情報をアプリで見る
ウェザーニュースアプリでお天気アラームを設定すると、今いる場所の天気・台風・地震・津波などの情報をいち早くプッシュ通知で受け取れます。

7月の平年の発生数は3.7個

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、7月の2つ目の台風となり、「台風5号」と呼ばれることになります。

7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年台風の発生が一気に増えてくる頃です。

これからの本格的な台風シーズンに備えて、日ごろから確認しておくことが必要です。
>>気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>