facebook line twitter mail

静岡・浜松で78.5mm/hの非常に激しい雨 道路冠水も発生

2022/07/26 09:01 ウェザーニュース

今日26日(火)は東海沖の熱帯低気圧が運び込んだ湿った空気の影響で雨雲が発達。局地的に非常に激しい雨が降って、道路冠水も発生しています。

東海道新幹線で運転見合わせも

熱帯低気圧が東海沖をゆっくりと北上していて、その周辺の非常に湿った空気が東海や関東に流れ込んでいます。

湿った空気はシアーライン(風の流れが変化する境界線)付近で雨雲として発達。静岡県浜松市では7時57分までの1時間に78.5mmの非常に激しい雨が降りました。これは7月として観測史上1位の強さです。

強雨によって道路冠水が発生しており、東海道新幹線も8時54分の時点で運転を見合わせています。

シアーラインは動きが遅く、静岡県内では昼過ぎにかけて1時間に80mmを超えるような猛烈な雨の降るおそれがあり、静岡県には大雨警報や洪水警報、土砂災害警報が出ています。道路冠水に加え河川の急な増水、土砂災害などの危険性も高まりますので、警戒が必要です。
» 最新の雨雲レーダー
» 30時間先までの雨雲予想をアプリで見る

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
静岡県浜松市浜北区の空さん