国内:青森県でM5.3、最大震度4
22日(金)12時02分頃、青森県三八上北地方を震源とするマグニチュード5.3、深さ86kmと推定される地震が発生しました。この地震で青森県階上町で最大震度4、青森県八戸市やむつ市、岩手県久慈市、盛岡市などで震度3を観測しています。
青森県三八上北地方を震源とする震度4以上の地震は2019年8月以来、約3年ぶりです。地震のメカニズムは南北方向に張力軸を持つ、正断層型と解析されています。
青森県三八上北地方はプレートの沈み込みにより、深さ80~100kmの領域と、それよりも30kmほど深い領域で地震が多く、今回の地震は約90kmで浅い方に当たる地震です。地震の規模や深さは2019年の地震に近いものの、メカニズムは異なっており、プレートが沈み込む方向と直行する力が働いて発生したとみられます。
青森県三八上北地方を震源とする震度4以上の地震は2019年8月以来、約3年ぶりです。地震のメカニズムは南北方向に張力軸を持つ、正断層型と解析されています。
青森県三八上北地方はプレートの沈み込みにより、深さ80~100kmの領域と、それよりも30kmほど深い領域で地震が多く、今回の地震は約90kmで浅い方に当たる地震です。地震の規模や深さは2019年の地震に近いものの、メカニズムは異なっており、プレートが沈み込む方向と直行する力が働いて発生したとみられます。
世界:ミャンマーでM5.9の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は起きていません。最も大きな地震はグリーンランドの沖とミャンマーで発生したマグチュード5.9です。
日本時間の22日(金)未明にミャンマーの東部を震源とするマグニチュード5.9、深さ約10kmの地震が発生しました。震源が山間部だったため、揺れによる被害はなかったとみられます。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
ミャンマーはユーラシアプレートとインドプレートの境界に位置しており、地震が多い地域です。今回の震源の近くでは2011年にマグニチュード6.9の地震が発生し、多くの人的被害に見舞われました。また、ミャンマー全土で見た場合はマグニチュード7後半の大きな地震もしばしば起きており、1988年のマグニチュード7.7の地震では700人以上の方が亡くなっています。
日本時間の22日(金)未明にミャンマーの東部を震源とするマグニチュード5.9、深さ約10kmの地震が発生しました。震源が山間部だったため、揺れによる被害はなかったとみられます。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
ミャンマーはユーラシアプレートとインドプレートの境界に位置しており、地震が多い地域です。今回の震源の近くでは2011年にマグニチュード6.9の地震が発生し、多くの人的被害に見舞われました。また、ミャンマー全土で見た場合はマグニチュード7後半の大きな地震もしばしば起きており、1988年のマグニチュード7.7の地震では700人以上の方が亡くなっています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。