来週27日(水)の天気図をみると、東北から北陸付近に前線が伸びる予想となっています。この南側が太平洋高気圧で、西日本から東日本の広い範囲を覆う見込みです。

ただ最新の予想では、太平洋高気圧は東側の本体と、沖縄～東シナ海の部分が分かれるような形になるとみられます。この間を通るように南からは湿った空気が流れ込むため、日本付近では雨雲が発生しやすくなる予想です。

日差しが出る所がある一方で、雨の強まる所もあり、安定した夏空とはなりません。

来週前半の予報でも、湿った空気の影響を受けやすい東海は26日(火)から降雨の日が続き、関東や近畿、四国なども27日(水)や28日(木)は雨が降る予想です。

現時点では予測の不確実性が高いため、雨の降るエリアや強さの予報は変化していく可能性があります。湿った空気の流れ込む強さなどによっては大雨となるおそれがあるため、こまめに最新の情報をご確認ください。

高気圧圏内で夏空が広がっても大気の状態が不安定になって、ゲリラ雷雨が発生しやすく、7月中はなかなか夏空が安定しない見通しです。
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