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明日は東北や関東などで強雨 北日本は明後日にかけて注意

2022/07/21 16:20 ウェザーニュース

低気圧や前線の影響で北陸、東海を中心に本降りの雨の所があります。明日22日(金)は雨の範囲が東北や北関東に移り、雷を伴って強く降ることがある見込みです。

東北は雷を伴った強雨に注意

低気圧や前線に伴う雨雲は北陸から東海にかけて広がっています。北陸を中心に本降りの雨になっていて、16時00分までの1時間には石川県加賀市・加賀菅谷で8.0mm、福井県勝山市で4.5mmを観測しました。

また、湿った空気の影響で大気の状態が不安定になっている九州や北関東、東北でも所々で雨雲が発達しています。

明日22日(金)は低気圧がゆっくりと日本海を進み、そこから伸びる温暖前線が関東から東北付近を通過します。南からは暖かく湿った空気が流れ込むため前線周辺では雨雲が発達し、雷を伴った強い雨が降る見込みです。

宮城県内では先日の大雨の影響が残っている地域がありますので、少しの雨でも油断をせず、危険な所には近づかないようにしてください。

北日本は明後日にかけて断続的に雨

23日(土)朝の雨雲の予想
低気圧の動きが遅いため、北日本は明後日23日(土)も雨の降る所が多くなります。北海道や東北日本海側を中心に雨で、北陸から山陰にかけても雨が降りやすくなる見込みです。

上空には冷たい空気が流れ込む一方で、地上付近は暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定で、局地的には雨雲の発達する所があります。

特に北海道の太平洋側は雨が強まりやすく、土砂災害や河川の増水などに十分な注意が必要です。
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