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週間天気予報 雨が降りやすい天気が続く 新たな災害の発生にも警戒

2022/07/19 15:11 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■
・曇りや雨の日が多い
・新たな災害の発生に要警戒
・夏空はまだ先でも厳しい蒸し暑さ

この先一週間も梅雨のようなすっきりしない天気の日が多くなります。西日本〜東北の広い範囲で雨雲が発達しやすくなり、注意が必要です。

曇りや雨の日が多い

本州付近に前線が停滞し、短い周期で前線上の低気圧が通過します。さらに湿った空気が流れ込むことでこの先も西日本から北日本の広いエリアで雨や曇りのすっきりしない天気が続く見込みです。

大気の状態が不安定で局地的な強雨や雷雨の可能性もあります。外出時に雨が降っていなくても、雨具の準備があると安心です。
>>30時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る

新たな災害の発生に要警戒

週間天気図 21日(木)~26日(火)
低気圧が発達しながら接近・通過する影響で、21日(木)は西日本、22日(金)は東日本、23日(土)は北日本を中心に雨が降りやすく、強雨や雷雨に注意が必要です。また24日(日)になると前線上に低気圧が発生し、西日本付近にゆっくりと接近する予想です。

九州や中国地方をはじめとする西日本や東北太平洋側など、既に記録的な大雨に見舞われた地域でも雨の降りやすい天気が続く見込みで、少しの雨量でも新たな災害の発生に警戒が必要です。

前線の位置や接近するタイミングにはまだ予報の幅があるものの、道路冠水や河川増水、土砂災害などに注意し、こまめに今後の最新情報を確認するようにしてください。
>>今いるところの週間天気を見る

夏空はまだ先でも厳しい蒸し暑さ

広範囲で極端な暑さになることはないものの、曇りや雨の日でも30℃を超えるような日が多く、蒸し暑い日が続く予想です。油断をすると気付かないうちに脱水状態となり熱中症になってしまうことも懸念されます。

また、日差しが届く日は35℃を超える猛暑となるおそれもあります。

夏空が戻るのはまだ先でも、こまめな塩分・水分補給などで熱中症予防を行うようにしてください。
>>1週間先までの熱中症情報