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西日本で大雨 河川の氾濫や土砂災害などに警戒を

2022/07/19 06:26 ウェザーニュース

今日7月19日(火)は、日本海を進む低気圧と前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため大気の状態が非常に不安定となっていて、九州など西日本で大雨となっています。

西日本では今夜にかけて、大雨による河川の増水・氾濫や浸水、土砂災害等に警戒が必要です。
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24時間で200mm超える雨を観測

きのう18日(月)から、湿った空気の影響で活発な雨雲が次々に通過した九州などで大雨となりました。24時間降水量は、長崎県対馬市の美津島で257.5mm、山口県美祢市の東厚保で213.5mmなど、200mmを超える大雨となっている所があります。

気象庁の簡易的な判定基準による線状降水帯も数回にわたり解析され、福岡県や佐賀県、長崎県、大分県、山口県などで、一時危険な雨の降り方となった所がありました。
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このあとも線状降水帯などで大雨のおそれ

水蒸気の量やその空間的・時間的な輸送密度(水蒸気フラックス)の予測
今夜にかけて、前線がゆっくりと南下して西日本を通過するため、西日本では各地で激しい雨の降る時間がある見込みです。特に、湿った空気の影響を受けやすい九州の東シナ海側では、局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。

気象庁は、九州北部地方では午前中、九州南部では今日日中、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとの情報を発表しています。線状降水帯が形成されたり、雨雲が同じ場所にかかり続ける場合には、総雨量が300mm以上の危険な降り方の大雨になってもおかしくありません。
積算降水量の予想(局地的には300mm以上のおそれも)
線状降水帯発生の有無にかかわらず、低地の浸水や河川の増水・氾濫、土砂災害等に警戒してください。

自治体からの避難指示等に従い、土砂災害警戒区域や浸水想定区域などにお住まいの方はレベル5を待たずに安全な場所へ避難をするようにしてください。避難所までの経路の安全が確実でない場合は、自宅の中で斜面から離れた上の階で身の安全の確保をしてください。
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