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福岡や山口、広島に大雨警報 19日(火)は九州で線状降水帯による大雨警戒

2022/07/18 22:23 ウェザーニュース

前線の活動が非常に活発で、夜になり九州北部や中国地方で雨が強まっています。福岡県や山口県、広島県に大雨警報が発表されました。19日(火)は九州で線状降水帯が形成される可能性があり、大雨への厳重な警戒が必要です。

土砂災害警戒情報も発表中

前線に伴う活発な雨雲が南下し、九州北部から中国地方で局地的に雨が強まっています。

22時までの1時間には福岡県宗像市で22.0mm、山口県美祢市・東厚保で20.5mm、広島市で21.5mmの強い雨。自治体の雨量計では福岡県宗像市・大島で50mm以上の非常に激しい雨を観測しました。長崎県、福岡県、山口県、広島県には大雨警報や洪水警報。長崎県、福岡県、山口県には土砂災害警戒情報が発表されています。

夜間は周囲の状況を確認しにくいため、急な斜面や増水した川の様子を見に行くような危険な行動は避けてください。
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九州で線状降水帯発生の可能性

19日(火)夜までの24時間予想積算雨量
19日(火)にかけては前線がゆっくりと南下傾向で、九州を中心に大雨になる見込みです。特に湿った空気の影響を受けやすい九州の東シナ海側では局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。

低地の浸水や河川・用水路の増水、氾濫、土砂災害などが起きる危険性が高まりますので、警戒が必要です。雨雲の動きが遅くなったり、ほとんど停滞するような場合は、線状降水帯が形成され、1時間に100mm超の猛烈な雨や、総雨量が300mm以上の大雨になってもおかしくありません。

大雨災害に対して早めの警戒が必要です。早い所では夜明け前から雨が強まりますので、避難を検討する場合はできるだけ早めに判断を行ってください。

また、高知県の東部や和歌山県など、西南西の風が山にぶつかるような地域では、非常に激しい雨の降る所があるため、九州と同様に警戒が必要です。
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