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西日本は次第に雨の範囲広がる 九州は明日にかけて大雨警戒

2022/07/18 09:55 ウェザーニュース

三連休最終日の今日18日(月)・海の日は西から天気が下り坂で、すでに雨の降り出している所があります。九州では明日19日(火)にかけて大雨のおそれがあるため警戒が必要です。

非常に激しい雨が降っている所も

朝鮮半島の西に低気圧が進み、そこから伸びる前線が九州に近づいています。最も大きな雨雲の塊は朝鮮半島から日本海にかけて広がっており、その南側にも湿った空気が流れ込むことで、所々で雨雲が発達している状況です。

大きな雨雲の一部がかかっている長崎県対馬市・鰐浦では9時30分までの1時間に21.5mmを観測。活発な雨雲が点在している九州本土でも雨の強まっている所があり、佐賀県白石市で20.0mm、自治体が設置している雨量計では長崎県内で50mmを超える非常に激しい雨を観測しました。

午後にかけては雨の範囲が東に広がり、中国や四国、近畿でも雨が降り出す見込みです。
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今夜以降は九州で猛烈な雨のおそれ

19日(火)朝の雨雲の予想
今夜以降は低気圧が近づき、前線が南下してきます。南西からの湿った空気が強く流れ込むため、前線の南側では雨雲が発達し、九州の東シナ海側では局地的には1時間に80mmを超えるような、猛烈な雨が降る見込みです。

多い所では総雨量が200mm以上の大雨となるおそれがあり、大規模な道路冠水や河川・用水路の増水、土砂災害などの危険性が高まります。梅雨時期に良くみられる大雨のパターンですので、警戒が必要です。

前線に近い山陰や北陸などの日本海側、湿った空気の影響を受ける四国や紀伊半島なども雨の強まる所があり、油断ができません。
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