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熱中症警戒アラート 福岡県や大分県など計5県に発表

2022/07/16 09:07 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日16日(土)を対象とした熱中症警戒アラートを、福岡県や大分県などの5県に対して発表しました。沖縄県の大東島地方では今日を対象にした発表は今年初めてです。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 16日(土)対象>
 福岡県、長崎県、大分県 
 鹿児島県(奄美地方除く)
 沖縄県 沖縄本島地方
     八重山地方
     宮古島地方
 
16日(土)の最高気温は福岡市は32℃、鹿児島市では34℃、那覇市で31℃、の予想です。

九州は段々と天気が回復し、日差しが届くと厳しい蒸し暑さになります。沖縄は雲が多いものの、暑さは衰えません。日差しの有無に関わらず、水分補給など熱中症対策を忘れずに行ってください。

暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
» 1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
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暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
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