1時間に70mm近い雨で道路が川のよう
東シナ海から暖かく湿った空気が次々に流れ込んでいます。空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつ「相当温位」は348K(ケルビン)で、梅雨の時期に大雨を降らせる時と同じレベルです。
水蒸気の量が多ければそれだけ多くの雨を降らせるおそれがあり、こうした相当温位の高い領域が前線や山にぶつかる所で雨雲が発達します。宮崎県都城市では8時10分までの1時間に68.5mmの非常に激しい雨を観測しました。道路は排水が追いつかず、川のようになっています。
※ページ内で動画が再生が出来ない場合は、ウェザーニュースのアプリやWebサイトの「お天気ニュースCh.」からご覧ください。
活発な雨雲が通過中の鹿児島県や宮崎県には土砂災害警戒情報が発表中です。避難指示が出ている地域もあります。
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水蒸気の量が多ければそれだけ多くの雨を降らせるおそれがあり、こうした相当温位の高い領域が前線や山にぶつかる所で雨雲が発達します。宮崎県都城市では8時10分までの1時間に68.5mmの非常に激しい雨を観測しました。道路は排水が追いつかず、川のようになっています。
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激しい雨のエリアは午後にかけてやや北へ
午後にかけても九州には暖かく湿った空気が流れ込み続けます。発達した雨雲が流れ込むエリアは現在よりも北側になり、熊本県や長崎県でも雨の降り方が強まる見込みです。局地的には1時間に80mmを超えるような猛烈な雨が降ってもおかしくありません。大規模な冠水や河川の増水に警戒が必要です。
発達した雨雲が同じような場所に停滞した場合はさらに雨量が増え、河川の氾濫や土砂災害などの危険性が高まります。雨が激しくなってからの移動は危険ですので、こまめに最新情報を確認し、早めの避難を心掛けてください。
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発達した雨雲が同じような場所に停滞した場合はさらに雨量が増え、河川の氾濫や土砂災害などの危険性が高まります。雨が激しくなってからの移動は危険ですので、こまめに最新情報を確認し、早めの避難を心掛けてください。
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