多くの水蒸気が流入する予想
明日は前線が九州付近に停滞し、東シナ海からは暖かく湿った空気が次々に流れ込んできます。
空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつ、相当温位は最大で351~354K(ケルビン)に達し、東シナ海から前線に沿うように九州に流入します。梅雨の時期の大雨を降らせるような時は概ね348K以上のことが多く、今回もそのレベルです。
水蒸気の量が多ければ、それだけ多くの雨を降らせることが可能で、こうした相当温位の高い領域が前線や山にぶつかる所で雨雲が発達します。
空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつ、相当温位は最大で351~354K(ケルビン)に達し、東シナ海から前線に沿うように九州に流入します。梅雨の時期の大雨を降らせるような時は概ね348K以上のことが多く、今回もそのレベルです。
水蒸気の量が多ければ、それだけ多くの雨を降らせることが可能で、こうした相当温位の高い領域が前線や山にぶつかる所で雨雲が発達します。
激しい雨のエリアは時間によって変化
雨が激しく降るエリアは、前線のわずかな動きによって変化していきます。現時点での予想では、明日朝は鹿児島県から宮崎県にかけての九州南部が中心です。午後にかけては前線の北上に伴って雨の激しいエリアが北上し、深夜は長崎県から熊本県が雨の中心とみられます。
局地的には1時間に80mmを超えるような猛烈な雨が降ってもおかしくありません。前線の動きが遅くなった場合は雨量が増加し、災害の発生につながるおそれがあります。
大規模な冠水や河川・用水路の増水、氾濫、土砂災害などの危険性が高まりますので、警戒が必要です。
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局地的には1時間に80mmを超えるような猛烈な雨が降ってもおかしくありません。前線の動きが遅くなった場合は雨量が増加し、災害の発生につながるおそれがあります。
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