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熱中症警戒アラート 大分県や沖縄県など計3県に発表 明日15日(金)対象

2022/07/14 17:38 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日15日(金)を対象とした熱中症警戒アラートを、大分県や鹿児島県奄美地方、沖縄県の計3県に対して発表しました。大東島地方での発表は今年初めてです。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 明日15日(金)対象>
 大分県 
 鹿児島県(奄美地方)
 沖縄県 沖縄本島地方
     大東島地方
 
明日15日(金)の最高気温は大分市は31℃、那覇市で32℃の予想です。

大分県などは雲が多く雨が降りやすいものの、暖かく湿った空気の流入により蒸し暑さが増します。沖縄など南西諸島は、天気急変の可能性があるものの、日差しが届き厳しい暑さが続きます。昼夜問わずに水分補給など熱中症対策は欠かせません。

暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
» 1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
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暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
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